千葉農業体験等。食育体験・地産地消イベント「田舎日記」 - 千葉県で農業体験、千葉県で田植え体験、千葉県で稲刈り体験など、千葉県内で農業体験や食育体験、地産地消を体感したい方は、ちば九十九里・横芝光町を体感できる食育推進・地産地消イベント「田舎日記」にご参加ください。田植え体験以外にも、カヌー体験、乳搾り体験、蕎麦打ち体験、太巻き体験など、食に関する食育体験や自然体験など小さなお子様でも楽しめる体験が満載です。

ブログ

僕らの田舎日記! 【番外編】 土を再考する

開墾して4年。
粘質で酸性の土は、機械の力を借りながら、なんとか作物を作れるように
改良してきたつもりではいる。
しかし、この区画では、水はけの悪いところが目立つ。
特に、昨年まで、サトイモの類を植えていたところは水はけの悪さが顕著。
堆肥をいくら混ぜようが、耕うんを繰り返そうが、土塊がいつまでもなくならない。
掘っても、ミミズはほとんど出てこない。
そう、畑に求められる 『土の団粒化』 がまったく進まない。
土塊が粗ければ、作物の根の発達に悪影響を及ぼす。養分があろうとなかろうと
ぞの交換が上手くいかなくては話にならない。
気になったので、排水の悪さが何なのか検証を行った。


まず、現在の作土層について、
作土層.jpg
水はけの悪い区画をスコップで掘ってみる。
スコップを地面に突き刺して、普通に掘れる限界が写真の部分。
そこから先は非常に固い土になっている。
これでは、大物の根菜類などは栽培できまい。

この圃場の生い立ちを考えてみよう。
ここは、ペンション 【なんじゃもんじゃ】 のパークコテージエリアの一角。
芝生を中心とする、フラットな区画となる以前は水田だった場所だ。
現在、水田は埋め立てられ、沈下しにくい土地に変わった。
埋め立てに使った土を掘り起こすと、粘土質で、しばしばコンクリートの破片
なども出てくる。この土は建設残土だろうか。


では、どこまで掘れば、水田の土が出てくるのだろう。
更に掘り進めてみた。
切り通し.jpg
なんとか、倍の深さまで掘り下げる事ができた。
しかし、ここから先は、更に硬い。まるで岩盤のようになっている。
そして水田の土はまだ出てこない。
更に掘ろうとしたら、スコップの柄が壊れた。

土塊.jpg
土か、石か。耕せる土のすぐ下は、こんな固い塊がきっちりプレート状に広がっている。
ここまで硬いと、水はけを期待するのが無理だ。
昨年、大雨が降ったとき足を踏み入れたら、スネまで一気に埋まり、にもかかわらず普通に
歩けたのが何故だったのかを理解できた。
硬い岩盤の上に水が溜まれば、養分などはすぐに土ごと滑るように流れていってしまう。


とにかくスコップ一刺しで、もうそれ以上掘れなくなるのは、排水の観点から好ましくはない。
土壌の排水を改善するには、暗渠(あんきょ)といって、作土層の下に深い溝を彫り、竹や木の
枝など、ソダと呼ばれるものや、パイプなどを埋め込み、排水路を作るのが普通である。

この圃場でも、暗渠を横の釣堀まで掘っておくべきなのは明確だが、いかに掘るかが
今後の課題になってくる。土があまりにも硬いのだ・・・。


今回の一件で、この土地は、生まれながらにして、土壌浸食という問題を持っていたということが
はっきりと認識できた。

アメリカでは、大型機械に依存する、大規模集約農法が主流だが、、同時に、機械によって
地面が鎮圧され、このような硬い層(耕盤)ができ、土壌流亡が問題となっているらしい。
日本の食料事情ははアメリカの穀類に依存する部分も多い。


なんとも人事な感じがしない。ここの土地は病害が出やすくて、しかも収量が低い。
土壌物性の改善以外でこれを覆そうとするなら、薬剤と化成肥料の多用が最も手っ取り早いからだ。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

名前:
メールアドレス:
URL:
この情報を登録しますか?
コメント:(スタイル用のHTMLタグが使えます)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://inaka-nikki.net/mt/mt-tb2.cgi/200

協賛

特別協賛

後援





協力